2025年2月16日、BeMo Plusの恒例イベントとして「第3回キッズパルクール大会 べもカップ」を開催いたしました。今回もたくさんの子どもたちが元気に参加してくれ、会場は熱気と笑顔に包まれました。
べもカップとは…
BeMo Plusパルクール教室で毎年開催してる、子どもたちの成長の発表会であり、勝負の場となるパルクール大会です。各教室のコーチがパルクールの能力や意欲などを総合的に評価し、出場可能選手を招待。招待された選手たちは、技術や表現力、そしてパルクールへの熱意を競い合います。
果敢に挑戦しようとする前向きな姿勢は目を見張るものがあります。今回のべもカップでも、その真剣な表情と最後まであきらめない精神が輝いていました。出場した子どもたち同士で切磋琢磨するだけではなく、大会を通じてコミュニケーションを取り、交流を深められるのも魅力のひとつです。
parkour train
大会参加者全員でチャレンジしたパルクールのゲームです!!見れば見るほど面白くなってきます。
主催の思い
勝ったら嬉しい。負けたら悔しい。
私は小さいころ、驚異的なあがり症でした。負けたことや失敗したことを想像するだけで、本番でまったく力を発揮できなくなってしまうのです。そんな経験から、勝負ごとが嫌いで、大会や発表会のような場にはできるだけ参加したくないと思っていました。
しかし、人生は勝負の繰り返し。メンタルの弱さを克服しなければ、この先どんなことにも挑戦しづらくなってしまいますし、逃れられない勝負のときに力を発揮できません。
「いつもよりも……!!」という特別な気持ちは必要ありません。大切なのは、いつもの力をきちんと発揮できること。勝負の際に最大限の力を出すためには、むしろ感受性を少し低めることがポイントなのだと気づきました。
では、どうすればそうした能力を身につけられるのか?
答えはひとつ、「勝負の場に出まくる」ことです。勝って喜び、負けて悔しさを味わうことを繰り返す。そうすれば、自然と心が勝負に慣れ、必要以上に怖がらなくなります。
「負けに慣れてはいけない」というのは綺麗事にすぎません。本当の意味で負けるのは、負けを恐れて勝負の場に出ないことです。
勝つ喜びも、負ける悔しさも、すべて受け入れながら前に進む。その積み重ねが、本当の強さに繋がるのだと信じています。
この場に出場しただけでも人生としては大きな成果です。
Fスコアについて
少しFスコアの捉え方を勘違いしている選手が多かったのでここに追記。
Fスコアは、面白いことをしたら加点というわけではなく、流れの良さ加点です。流れの良さが前提の中に、面白い技の使い方や使い時、メリハリなどが発生すると加点されます。面白い技に意識を取られて肝心の流れを潰してしまっている選手が多くいました。この改善策を知り更に向上していきましょう!!
大会風景動画
当日の様子
1. 開会式 ウォーミングアップ
開会式では、始まりの挨拶や大会の説明、小学6年生の代表による選手宣誓が行われました!
緊張感を持ちながらもコーチの話をしっかりと聞き、元気よくウォーミングアップも進行できました。
選手宣誓: 平 俊哉 – 殿山第二小教室

2. 競技スタート
競技は年齢に合わせた3カテゴリーに分かれて実施しました。子どもたちは普段の練習の成果を存分に発揮し、嬉しかったり悔しかったりとスポーツの醍醐味を見せてくれました!
子どもたちの真剣な表情や、高さのある障害物に恐れず挑戦する姿勢には、応援する保護者の皆さんからも熱い声援が飛び交いました。

3. ハイライト
フリースタイル:決められたステージの中で独自のFLOWを創造し、演技をしてもらいます。技の難易度や安全性、独創さや発想力、ステージの使い方などを加味して採点され、点数の高さで競います。日々磨いてきいる技を魅せる瞬間です。
スキルコンペティション:あらかじめ設定されたコースをミスなく速くクリアすることで競います。パルクールの重要な能力である正確性などが試される種目です。
結果発表と表彰式
大会の最後には各カテゴリー別に上位入賞者を発表し、メダル、表彰状をお渡ししました。上位に入賞できなかった子どもたちも、「次こそは表彰台に立つ!」とモチベーションを高め、互いに称え合う姿が印象的でした。
大会を終えて
この「べもカップ」は、パルクールを通じて子どもたちの成長を見守り、共に喜び合う場として毎年開催しています。パルクールは身体能力はもちろんのこと、創造力や仲間を思いやる心を育むスポーツです。
今後も子どもたちが安全にのびのびとパルクールを楽しめる環境を整えながら、来年の第4回大会に向けてさらに内容を充実させていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。来年もよりパワーアップした「べもカップ」で、子どもたちの素晴らしいパフォーマンスをお披露目できることを楽しみにしています!
表彰者、参加者各位 点数一覧

フリースタイル部門表彰者
フリーキッズの部
1位 : 千葉 翔太 – BeMo Plus 船橋小教室
2位 : 宮本 士輝 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
3位 : 石橋 永奈望 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
4位 : 金沢 俊平 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
5位 : 中川 勇人 – BeMo Plus 船橋小教室
6位 : 油本 海斗 – BeMo Plus 藤が尾小教室
キッズの部
1位 : 矢口 湊士 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
2位 : 石田 蓮実 – BeMo Plus 藤が尾小教室
3位 : 橋本 翔 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
スーパーキッズの部
1位 : 榊原 那琉 – BeMo Plus 船橋小教室
2位 : 餅永 旭 – BeMo Plus 泉小教室
3位 : 本田 楓 – BeMo Plus 船橋小教室
スキルコンペティション部門表彰者
フリーキッズの部
1位 : 千葉 翔太 – BeMo Plus船橋小教室
2位 : 宮本 士輝 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
3位 : 石橋 永奈望 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
3位 : 中川 勇人 – BeMo Plus 船橋小教室
5位 : 矢口 拓歩 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
6位 : 油本 海斗 – BeMo Plus 藤が尾小教室
キッズの部
1位 : 矢口 湊士 – BeMo Plus AREA BeMo八尾
2位 : 尾上 健琉 – BeMo Plus 船橋小教室
3位 : 米良 弥尋 – BeMo Plus 藤が尾小教室
スーパーキッズの部
1位 : 持永 旭 – BeMo Plus 泉小教室
2位 : 井本 悠貴 – BeMo Plus AREA BeMo 八尾
3位 : 榊原 那琉 – BeMo Plus 船橋小教室
招待選手参加者一覧
フリーキッズの部
千葉 翔太: F13.5点 – S11点
近藤 穂実: F12.0点 – S9点(0:30)
石橋 永奈望: F13.0点 – S9点
矢口 拓歩: F11.2点 – S7点
平 俊哉: F11.3点 – S2点
水上 茉依: F12.2点 – S3点
中川 勇人: F12.7点 – S9点
米津 佑紀: F12.2点 – S5点
宮本 士輝: F13.3点 – S9点
油本 海斗: F12.3点 – S6点
油本 陸真: F11.7点 – S3点
金沢 俊平: F12.9点 – S5点
キッズの部
4年 唐鎌 ちなみ: F11.6点 – S1点(0:17)
4年 尾上 健琉: F11.3点 – S4点(0:02)
4年 米良 弥尋: F12.0点 – S3点(0:17)
4年 小川 凌太郎: F11.7点 – S2点(0:02)
4年 橋本 翔: F12.2点 – S2点(1:31)
3年 矢口 湊士: F13.3点 – S4点(0:21)
3年 石田 蓮実: F12.7点 – S2点(0:24)
スーパーキッズの部
2年 藤本 直志: F10.4点 – S1点(0:10)
2年 岡 滉士: F10.8点 – S2点(1:03)
2年 榊原 那琉: F12.2点 – S2点(1:13)
2年 米良 達樹: F10.9点 – S01点(0:00)
2年 小野山 葉月: F11.5点 – S1点(1:22)
2年 井本 悠貴: F10.5点 – S2点(1:22)
2年 本田 楓: F11.9点 – S1点(0:57)
1年 西住 碧: F11.0点 – S1点(0:44)
1年 餅󠄀永 旭: F12.1点 – S3点(1:25)
1年 齋藤 輝希: F10.5点 – S0点
F=フリースタイル
S=スキルコンペ – ()内はクリア時点残り時間
採点者各位
フリースタイル採点者
主濱 勇誠 – フリースタイルFスコア担当
岡内 悠 – フリースタイルEスコア担当
舛見 俊太 – フリースタイルDスコア担当
スキルコンペ
梅岡 隼平 – スキル採点記入担当
渡嘉敷 颯 – スキル審査担当
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