パルクール小学生が最初に習得するべき技10選

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パルクールを安全に楽しく練習していくには、最初に覚えておくべき技術がいくつか存在します。
今回はそんな中から、リスクヘッジ技・上達加速技・汎用性抜群技に分けて10こ紹介します!

べモロー
べモロー

記事の最後にお手本動画を貼っています!


リスクヘッジ(危険回避のための技)

①ランディング

1つ目はランディングです。これは着地方法の1つで、1番シンプルでかつ着地の負担の吸収効果は絶大です!
四点着地の姿勢で足に直接掛かる負担を両手を着き、前方向に負担を逃がすとういう役割と着地を安定させるといった役割を持っています。
この技を習得すると高いところからのジャンプの安全度が遥かに変わります。

②鉄棒のスイング

次は高鉄棒などで体を振る動きであるスイングです。
スイングは5スイング目ぐらいで鉄棒から手が離れて後ろにぶっ飛びます
それを防ぐには体が後ろに振られるタイミングで手を持ち替えます
これをスムーズにすることで、ぶっ飛ばされないようになり、大きなスイングを取れるようになってきます。

③ドロップ

高いところからジャンプして降りることをドロップと言います。
①では着地の方法をお伝えしましたが、ドロップは空中姿勢です。
初心者にありがちなのが、膝をピンと伸ばした状態でジャンプをして着地で膝が刺さり膝関節を怪我するというパターンです。
空中では、膝はほんの少し曲げた状態で着地の瞬間まで足の力は抜いておきます。
また、内股にもならないように気を付けてください。

④PKロール

受け身の方法の1つです。ランディングよりもダメージを分散することが出来る他、アクロバットの着地が失敗した時にロールが自然と出ると足首の捻挫などを防ぐことが出来ます。


上達加速技

⑤壁倒立

パルクールに重要なの?と思った方もいるかと思いますが、パルクールでは肩の筋力や使い方が非常に重要となっています。
その肩のトレーニングとして壁倒立が最適です!
倒立の動き自体がたくさんの技の基礎となっています。
まずは背中が壁に向くような壁倒立を練習をして、倒立を上げる練習をしましょう。
それが出来たら壁にお腹を向けた(ふくせ倒立)で肩の使い方を特訓しましょう。
目指せ1分です!

⑥ブリッチ

お馴染みのブリッチです。ブリッヂなのかブリッチなのかはさておき、腰を反る動きはとても重要です。
小さい頃からブリッチをやってきていない大人がいきなりブリッチをすると、確実に腰が爆発するので注意しましょう。
バク転やハンドスプリング、バタフライなどアクロバットの動きには嫌と言っていいほど、腰を反る動きが入ってきます。
しっかりと胸を上げたブリッチを習得することで、バク転などの習得スピードが上がるので、これもいっぱい練習してください!
後方ブリッチを目指すように練習すると上達が早くなります。

汎用性抜群技

⑦モンキーヴォルト

パルクールの最初の関門になります。
学校の体育で言うところの閉脚跳びです。
一般的な公立小学校とかだと、小学5年生の体育の授業で学年で5,6人しか出来ないくらいには難しい技です。が最近画期的な指導方法が見つかり、生徒たちはどんどん出来るようになっています!
この技の難所は”恐怖心”です。手の中に両足を入れて飛ぶのは、足をパーにして跳ぶのとは比べ物にならないぐらいの怖さがあります。
この技を覚えるとモンプレ(モンキーヴォルトからのプレシ)など昔からトレーサー(パルクールをしている人)が競い合っているような動きに挑戦できるようになります。
他にもFLOWにも入れいですし、モンキーヴォルト自体の色々な応用技にもチャレンジ出来るようになります。
パルクールを始めたら、まずはモンキーヴォルトを会得しましょう。
足引っかかって顔面から落ちないように気を付けてください😂

⑧スクート

アクロバットの助走技の1つです。
この技は助走技としての機能だけでも十分ですが、とにかく応用が効く技となっています。
片手に体重を乗せて体を振る動きは、パルクールの世界に存在するZ軸(斜めの軌道を通した技)では必要不可欠の動きです。
マカコやバルディーズ、ポップスワイプはたまたフルツイスト、タッチダウンライズすらもスクートの応用技と言っても過言ではありません。
助走技としてパワーのあるスクートを目指すのはもちろん、正確で細かく操れるぐらいにスクートを極めていきましょう。

⑨ステップ

助走の入り方にはいくつかあり、ホップステップ・ダブルパンチ・パワーステップの3つは特に大切になってきます。
体育の跳び箱で使われるのがダブルパンチ(両足踏切)です。しかし両足踏切は慣れていないと膝の負担を逃がすのが難しいので、パワーステップを優先して覚えるようにしてください。最後に添付している動画にお手本があります。
ちなみにホップステップというのは、ロンダートやハンドスプリングなどの入る時に使われる助走です。

⑩バク転

みんなが憧れるバク転も最初に覚えるべき技の1つです。
日常ではありえない後ろに飛んで回るという動きを覚えるには、1番簡単であるバク転を習得するのが手っ取り早いです。
バク転自体は実は単純な技で、中学生以上だと恐怖に打ち勝って無理やり回せば出来てしまいます。
しかし小学生の筋力だとそうはいかないので、しっかりと適切な方法と補助者などを付けて学んでください。

という感じで10こ厳選してみました!継続的に練習して怪我のない楽しいパルクールライフを過ごしていきましょう!